【歯周病管理と唾液検査の必要性】②上皮がないところは傷口

②上皮がないところは傷口

🔗①身体の表面に上皮のないところはない では、身体の表面は全て上皮で覆われており、口腔内に存在する「歯」も同様にエナメル質という硬い上皮で覆われているということをお伝えしました。

しかし、例えばナイフで手を切ってしまえば、上皮が欠損し、そこから出血を起こします。

このように上皮が欠損した箇所を、「傷口」とよんでいます。

実は歯周病というものも、「エナメル質(硬くなった上皮)」と「口腔粘膜」の間にできた傷口に外から細菌が入り込むことで引き起こされます。

歯の周りに細菌が入り炎症が起こることが「歯周病」ということになるわけです。