【歯周病管理と唾液検査の必要性】①身体の表面に上皮のないところはない

「歯周病」は歯の周りに起こる炎症性の疾患ですが、これが非常に深く「唾液」と関わっています。
そのため歯周病の予防、または発症には「唾液の検査」が大変重要です。

①身体の表面に上皮のないところはない

私たちの身体は、全て「上皮」というものに覆われています。

この上皮は身体を外部刺激から守るために存在しており、私たちの身体の中に上皮がないところは決してありません。

歯も例外ではなく、歯の表面はエナメル質という硬いもので覆われていますが、これは歯を作るための上皮が身体の中で硬くなり、それが口の中に萌出したものです。

萌出してきたその歯は、口腔内の粘膜と一貫性を持って繋がっているため、ここも「上皮の欠損はない」と考えることができます。